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「テセウスの船 最終回 ひどい」のネタバレ,あらすじ,感想を詳しく紹介

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テセウスの船ネタバレ!最終回まで徹底解説

それでは、テセウスの船のネタバレを解説していきます。テセウスの船の原作は、東元俊哉氏によるマンガです。ネタバレに入る前に、ストーリーをざっとおさらいしておきましょう。

  • 主人公・田村心(演・竹内涼真さん)は集団殺人容疑で逮捕された父を持ち、家族とともに目立たないように生きていた

  • 心は父・佐野文吾(演・鈴木亮平さん)の無実を信じ独自の調査を始める

  • 事件現場に戻った心は、事件が起きる前の1989年にタイムスリップする

  • タイムスリップした先で心は自分が生まれる前の家族に出会い、住まわせてもらうことに

  • 現代に帰れなくなった心は、1989年に父親が起こしたとされる事件を防ぐために奮闘する

【起】警察官の父が起こした無差別殺人事件

妊娠中の妻と幸せな生活を夢見る心(しん)は、自身が生まれる前に父親が逮捕されています。心の父親は村で警察官をしていましたが、小学校のお楽しみ会で児童に振る舞われた飲み物に青酸カリを入れ、無差別殺人事件を起こした容疑でした。残された家族とともに隠れるように生きてきた心ですが、父親の無実を信じて事件を調べ直すことにします。そして、事件現場へ再び足を運ぶと突然タイムスリップし、事件が起きた1989年(心が生まれる前)に辿り着いてしまいます。

【承】過去の人間と協力して事件の真相に迫る

タイムスリップした心は自分のことを身ごもっている母や、まだ逮捕されていない父をはじめ、自分の家族に出会います。心は小学生だった自身の姉を助けたことで、自分の家族の家に住まわせてもらうことに。村の住人は、突然現れた心の存在を疑いますが、父・文吾や刑事に、タイムスリップしてきた真実を話し、父が起こしたとして逮捕される無差別殺人事件を食い止めようと奮闘するのです。

【転】犯人はまさかの村の住人

過去にタイムスリップし、さまざまな協力者を得て事件の真相に迫る心。その中でたびたびタイムスリップを繰り返し現代に帰ってきてしまう心ですが、そのたび未来は変わっていて、現代で結婚したはずの由紀(演・上野樹里さん)と他人になっていたり、母親と兄が無理心中で亡くなっていたりと、事態は悪い方向へ進むばかり。

そしてやっとたどり着いた犯人は、過去に自身の母親を文吾に逮捕されたことで恨みを募らせていた、田中正志(演・霜降り明星せいやさん)だったのです。

【結】真犯人が発覚し現代の心は?

文吾を殺そうとする正志でしたが、心が助けに入りそのまま亡くなってしまいます。

そして時は経ち30年後、心は妻の由紀を家族に紹介するため盛大な食事会を開いていました。そう、心がタイムスリップ先で亡くなったとき、まだ心は母のお腹の中にいたため、もう一度生を受けることができたのです。そして、事件のことなど何も知らないまま大きくなり、無事由紀とも出会えたのでした。

心がもう1人いたことを知るのは、今となっては心の両親だけ。2人は目配せをし、家族の幸せを嚙みしめました。

まとめ

『テセウスの船』ネタバレをご紹介しました。最終回がひどいといわれているのは、緊迫したミステリードラマだったにもかかわらず、最終的にお笑い芸人であるせいやさんを犯人としたシナリオに対してだったようです。さらに、最終回の家族団らんシーンで”大きくなった心の兄”を演じていたのがハライチ・澤部さんだったため、お笑い芸人の印象が強いドラマとしてエンディングを迎えてしまったようですね。とはいえ、好意的な意見も多い名作ドラマだったことでしょう。何度も繰り返し見て、衝撃の結末を考察してみるのも楽しいでしょう。