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「ターゲット出品者は殺人鬼」のネタバレ,あらすじ,感想を詳しく紹介

韓国映画「ターゲットー出品者は殺人鬼ー」:ネット取引の闇に潜む恐怖を描いたサスペンススリラー

あらすじ

新居に引っ越したスヒョンは、ネットフリマサービスで中古の洗濯機を購入。ところが、届いた洗濯機は壊れており、詐欺被害に遭ったことに気付きます。警察に相談するも捜査は遅々として進まず、怒りに駆られたスヒョンは、出品者に直接連絡を取って返金を要求します。しかし、出品者からの返答はなく、さらに感情的になったスヒョンは、相手への怒りをぶつけたメッセージを送信してしまいます。

その日から、スヒョンの周りで不可解な出来事が起こり始めます。ストーカー被害に遭い、自宅に侵入されたり、さらには命を狙われるまでに…。恐怖に駆られたスヒョンは再び警察に助けを求めます。

捜査に乗り出した刑事たちは、出品者の自宅を訪れますが、そこで思いもよらない真実が明らかに。果たして、スヒョンを執拗につけ回す人物の正体とは?ネット取引の裏に潜む闇とは何か?

ネタバレ

(以下、ネタバレを含みます。ご注意ください。)

出品者だったのは、過去に殺人事件を起こし、服役していたキム・ノムンという男でした。キム・ノムンは、ネットフリマサービスを悪用し、被害者を自宅におびき寄せ、殺害していたのです。スヒョンへの怒りに満ちたメッセージは、キム・ノムンにとって絶好のターゲットとなり、彼はスヒョンを付け狙い始めます。

刑事たちの捜査により、キム・ノムンの正体が明らかになり、壮絶な追跡劇が展開されます。クライマックスでは、スヒョンとキム・ノムンの一騎打ちが繰り広げられ、スヒョンは命懸けでキム・ノムンを撃退することに成功します。

感想

身近なネット取引を題材に、巧妙に描かれたサスペンススリラーです。主人公スヒョンが、次々と襲い来る恐怖に怯えながらも、決して諦めずに真相に迫っていく姿は、観る者をハラハラドキドキさせてくれます。また、犯人キム・ノムンの狂気じみた演技も見どころの一つです。

ネット社会の闇をリアルに描き出した本作は、現代社会における個人情報の漏洩や、ネット犯罪の恐ろしさを改めて考えさせられる作品となっています。